5年生 育苗システムと大型農機具の見学にいきました
- 公開日
- 2025/07/23
- 更新日
- 2025/07/23
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7月15日(火)校区にある「マイファーム斐太」さんで、育苗システムと大型農機具の見学をさせていただきました。
春から、昔ながらの手作業の稲作や近代化農業について、たくさんのことを学ばせていただいています。
この日も、「丁寧にしかも早く機械でもみをまき、一回お風呂に入れて布団(特別の土)ではさみ、温かい温度に設定された暗闇の部屋で寝かせる」といった子どもにも分かりやすい説明をしていただき、子どもたちは自分が籾(もみ)になった気分で話を聞いていました。
実際に、オートメーション化された広い工場を歩き、写真を撮り、メモして回りました。
暗い部屋は入り口から出口まで一方通行になっているのは、いろいろな種類のもみを扱っているから、間違わないよう、事故が起きない安全性を考慮した工夫だと聞き、納得。
また、算数で「混み具合・人口密度」を習った5年生。これまでの2倍の密度もみまきすることで、切磋琢磨して早く発芽するし、味も変わらないという大発見で、効率化が図られていると聞いて、これまた納得。
外に出てみると…そこには軽量化され馬力のある大型ドローンがありました。ドローンで農薬をまくことは、濃い農薬を搭載し効率化と均等化が図れるのだと聞き、これまた納得。実際に動かしてもらって、農業の近代化に「うわー」と感嘆の声を出し「うーん、すごいなあ」とうなっていました。
最後に、全員が思い思いに大型の農機具に試乗させていただきました。エアコン付きのトラクター、ブルートュースで好きな音楽をスマホで流しながらの機会もあって、大はしゃぎの5年生でした。凸凹地面でも安全に収穫できる大豆収穫車や宇宙衛星とつながって無人で動ける農作業車など、なかなかできない体験をさせていただきました。
お礼に手紙には気づきや感謝の言葉が書かれていました。9月に稲刈りまでに、まだまだ手をかけていくことがたくさんある5年生の米作りです。